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映画監督、写真家、作家、そして“ゲリラ民族誌学者”という多彩な顔を持つRobert Millisによるソロデビュー作が、ポルトガル・リスボンを拠点とするレーベル〈Discrepant〉からリリース。
タイトル『Interior Music』は、作家が長年取り組んできた、隠された音とその関係性の探求から生まれています。中空の木製の箱(あるいは中空の頭蓋)蓄音機やトーキングマシン、オルゴール、楽器、金属製の容器、響きのある部屋の中で生まれる共鳴。そして単音、レコードやSP盤のノイズ、録音ミスや異常音といったひとつひとつの音の断片を掘り起こし、再構築。インテリア・デザインのように、音を特定の場所に配置したり、層として重ねたり、予想外の組み合わせで並べたりする感覚も含まれていると言います。Steve Rodenの“lowercase”、角田俊也のフィールド・レコーディング、Eliane Radigueの瞑想的なアンビエンス、Pierre Schaefferによるミュジーク・コンクレートからの影響。さらには、インド古典音楽、特にドゥルパドやカヤールの、音を無限に引き延ばしながらその可能性を探る姿勢が反映されています。映画のサウンドトラックのようでありながら、どこか密やかな儀式のような、感覚を研ぎ澄ませてくれる不思議な実験的音響作品です。[GRRRDEN]
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